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佐藤文昭と小島幹登を一躍有名にしたSKナレッジとは?
プロダクトローンチという販売手法はアメリカ発祥でSKナレッジが開発したわけではないし、日本で初めてプロダクトローンチ手法を用いて情報商材を販売したのもSKナレッジではない。
参考
斉藤和也(自称IT社長)の株式会社ラストランプはなぜマレーシアにあるのか?
しかし、今日まで続いている「詐欺まがいの動画を使った情報商材・高額塾の販売手法」としてのプロダクトローンチを日本で確立したのはSKナレッジであると言っても過言ではないだろう。
SKナレッジは、プロダクトローンチで爆発的な売り上げを上げ、のちにネットビジネス界のトップランナーになる人材を次々とプロデュースしていった。
プロダクトローンチ=詐欺という印象を決定的なものにした阿部ダイジロウ(ジョニー阿部)の「阿部式せどり塾」を皮切りに、与沢翼、佐藤きみひろ等を次々プロデュースして爆発的な売り上げと、大量の被害者を出していった。
SKナレッジと佐藤文昭のプロダクトローンチは、とにかく誇大広告と無責任さがセットになった悪辣なもので100%炎上した。
例えば、阿部式せどり塾では「3Dメガネ」というアイテムが登場する。阿部ダイジロウに言わせると、3Dのように売れる商品が浮き上がって見えるのだという。
実は阿部式せどり塾の3Dメガネはよくあるバーコードリーダー(コンビニのレジで商品のバーコードを読み取るアレ)で、まず、形状も使い方もメガネじゃない。
(阿部式せどり塾のおかげでせどらーは出入り禁止になった)ブックオフ等古本屋で、本のカバーにあるバーコードを読み取ると、その本のネットでの相場が見られるというアプリがあるのだが、もちろん3Dで浮き上がったりしない。
誇大広告の域を超えて大嘘をついて販売しているのだが、そのバーコードリーダーさえ購入者に配布が遅れ、金だけ盗って商品を渡さない状態を放置したのだから炎上するのも当然だ。
その後、約束した商品発送代行も機能せず、何ひとつ購入者との約束を守らないまま阿部大二郎は逃亡し、返金騒動が発生したという、いわくつきのプロダクトローンチだった。
SKナレッジ以前のコピーライティングは、商品の魅力を伝えるためのものだったが、SKナレッジは商品を売るためには何を書いても良いという新境地を開いたエポックメイキングな会社なのだ。
何を書いても売れればいいので、ただのバーコードリーダーが3Dメガネになり、商品の梱包・発送代行サービスなど出来もしない事でもすべて、プロダクトローンチではできると言えるようになった。
これはコピーライティングの革命だった。今までコピーライターは商品の内容に基づいてコピーを書いていたが、SKナレッジは想像力を働かせて、ありとあらゆるボキャブラリーを総動員して売り上げを最大化するのがコピーライターだと再定義したのだった。
与沢翼はSKナレッジとの相性は抜群で、あっという間にトップランナーになったが、プロダクトローンチに出始めはフェラーリは借り物、金持ちどころか懐事情は自転車操業でアフィリエイターへの報酬が払えず土下座して謝った逸話が残っている。その後、レンタカーのフェラーリで金持ちキャラを演じるネオヒルズ族が大量発生したのもSKナレッジが影の功労者なのだ。
SKナレッジが無ければ今日の、すべてが嘘のプロダクトローンチは生まれなかったと言っても過言ではない。
現在、SKナレッジは活動していないらしく、公式サイトは閲覧できない状態になっている。国税庁のホームページで確認したが、「SKナレッジ」または「エスケイナレッジ」という会社は法人登記されていない。
佐藤文昭と小島幹登も登場したプロダクトローンチ
佐藤文昭の情報商材
佐藤文昭は情報商材屋であり、コピーライターであり、プロデューサーでもある。
最近はあまり名前を聞かないが、全盛期の佐藤文昭は情報商材屋が外注で使うコピーライターや裏方に徹するプロデューサーと違いどんどん前に出るスタイルだった。「ラブレタービジネス」「マッチングビジネス塾」といった情報商材・高額塾を発売したこともある。
金融庁と消費者庁の両方から詐欺認定を受けた伝説的情報商材・高額塾「ジパング・金と銀プロジェクト」の推薦をしていた詐欺ほう助グループの一員として「佐藤文昭」が出演していて久しぶりに名前を聞いたという人も多いだろう。
佐藤文昭はプロデュースだけでなく、自ら情報商材屋として情報商材・高額塾も販売している。
佐藤文昭は他人に嘘まみれのコピーを書いておきながら、自分だけはまともな情報商材を売るような卑怯な男ではない。自分の商品でも、もちろん真実のかけらもない詐欺的テイストの情報商材・高額塾を販売しては炎上している。根っから人をだますことが好きなのだろう。
佐藤文昭は村上むねつぐ、児島俊之、小堀豊らと組み「社団法人コピーライティング協会」を設立「ラブレタービジネス」という情報商材・高額塾をプロダクトローンチ形式で販売した。
「ラブレタービジネス」30万円払って「社団法人コピーライティング協会」に加盟すればコピーライティングの仕事が斡旋されるという触れ込みだった。コピーライティングは「穴埋め式テンプレにはめ込むだけ」で「60%は丸パクリ」で簡単なので安定した印税収入が得られるはずだったが、佐藤文昭が真実を話すはずがない。
実際に「社団法人コピーライティング協会」に加盟すると認定試験があり、この試験に合格しなければ仕事は斡旋してもらえないという罠だった。誰一人認定試験に合格することなく、現在、社団法人コピーライティング協会は全く活動しておらず、ウエブサイトさえ残っていない。
小島幹登の情報商材
SKナレッジの代表取締役だった小島幹登は、現在は株式会社イーメディックの代表取締役のほかグループ全体で化粧品販売会社や不動産投資会社やポータルサイト運営会社や金融関係会社など合計30社を経営しているらしい。
株式会社イーメディックは、『医薬部外品・健康食品販売、薬事法コンサルティング、出版プロデュース』などの事業を行っているようだ。また
私は、新規事業の立ち上げを中心とした経営コンサルタントとして活動しております。
現在は、個人事業主様から年商60億円企業様まで、アドバイスを行っております。
また、上記とは別に、日本屈指の経営コンサルタントである石原明氏(株式会社日本経営教育研究所)と
業務提携し、 ビジネスパートナーとして共同で経営コンサルティングも行っております。
という事で、小島幹人の経営コンサルティングを受けるには、1か月105000円の顧問契約サービス電話相談(1時間2回まで)と、1回2時間の対面コンサルティングの2種類があるようだ。内容は定かではないが、小島幹人がやると、詐欺まがいの情報商材高額塾のように思えてしまう。
SKナレッジ 総評
最近あまり名前を聞く機会が無くなった、佐藤文昭と小島幹登。SKナレッジとしての活動は無くなったようだが、今も詐欺まがいのプロダクトローンチの中に、そのDNAは受け継がれている。
【参考】プロダクトローンチとは何か?
プロダクトローンチとは、商品の販売前から見込み客を集め、商品の発売時に爆発的な売上を上げる販売手法だ。商品は情報商材に限らない。
情報商材の古典である和佐大輔と木坂健宣「ネットビジネス大百科」(2006年)は現在主流の動画によるプロモーションは行われなかったが、その販売手法は正統派のプロダクトローンチ手法が用いられていた。
「ネットビジネス大百科」は、木坂健宣がDRM(ダイレクトレスポンスマーケティング)やLP(ランディングページ)の製作に関して本人が語っている部分だけが有名だが、教材の中で語られる情報商材の製作・販売プロセスはプロダクトローンチそのものであり、木坂健宣と和佐大輔が共同で生み出したものだ。
具体的に言うとプロダクトローンチは
1.見込み客を集めるプレローンチ
2.商品情報を小出しにして期待感を高めるリレーションシップ
3.販売を開始するローンチ
の3段階に分かれる。
詐欺的プロダクトローンチのクソみたいな動画がなぜ何本かに分かれているかというと、リレーションシップの部分を本質を知らずに、ただ動画が長いので何回かに分けて公開しているだけだからだ。
本来なら「じらし(ティザー)効果」で期待感が高まるはずが、詐欺的ローンチでは飽きられて動画は見られなくなり、再生回数がどんどん減っていくのが痛々しい。
本来リレーションシップは一方通行ではなく、見込み客とのコミュニケーションの中で商品への期待を高めながら、商品内容を見込み客の期待する方向へ寄せていく事もあるのだ。
プロダクトローンチはこのリレーションシップで、確実に売れる確信を持てる商品だけを売るから、短期間に爆発的に売れる。
例えば商業映画では、公開前に試写を行い、観客の反応が悪かった場合別に撮影しておいた別の結末に差し替えたりすることがある。DVDのおまけで別エンディングの動画が入ってたりするアレだ。
リレーションシップで手ごたえが悪ければ、商品の内容を売れるものに変えてしまうので失敗しないのがプロダクトローンチの特徴だ。全く売れる見込みがなければ販売を中止する事も珍しくない。
伊勢隆一郎と村上宗嗣の「継承プログラム」(2009年)は、「16週間後に40万円の収入が上がるようになる」というのがコンセプトで『この16週間は地獄で寝る間も惜しん取り組む覚悟が必要なほど、死ぬほどツライ16週間になる。しかし、それを乗り越えると16週間後に40万円稼げるようになる。』という現在では考えられないスパルタ教育プログラムだった。
「継承プログラム」は12時間で5億円超えの受注をとったと言われているが、リレーションシップで確実にスパルタ教育のコンセプトが受け入れられるという確信があったに違いない。
SKナレッジのプロダクトローンチは、本当の意味でのリレーションシップがない。セールス動画で阿部ダイジロウは真実を伝えず、ただのバーコードリーダーを売れる商品が浮き上がって見える3Dメガネだと表現した。
購入者は騙されて買っているだけで、商品に納得して買ったわけではない。
伊勢村上コンビと、佐藤小島コンビの間には「コピーライター」と「嘘つき」、「マーケッター」と「詐欺師」という違いがあるのだ。
ユーザーの口コミ(9)
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一般社団法人コピーライティング協会って名ばかりの社団法人で実態は最低30万円の高額塾だったよな。加盟料30万も取って全く仕事を斡旋しないんだから業界団体としては全く機能していなかったようで詐欺と言われても仕方がないだろう。
村上宗嗣の一般社団法人コピーライティング協会は、詐欺コピーライティング協会だったのですか?佐藤文昭が
一般社団法人コピーライティング協会。 ①村上宗嗣:ネオ便利屋(=買い取り屋)でスピーカーをしていた。野呂田直樹と上村翔のメンター。 ②佐藤文昭(詐欺師)野呂田直樹のメンター。 ③マーケティングデザイナー小堀豊 ???エロコピーライティング??? 「”レイプ魔寸前の変態男”が“死に物狂い”で たどり着いた、ある特定の女が断りようのない “極めつけの凶悪手口”を ここで完全無料で公開します。 From 小堀 豊」 レビュアーに可哀想なくらい詐欺で名前がでてくると評された④児島俊之がメインとなって立ち上げた協会
このメンターにしてこの弟子あり
野呂田直樹と上村翔のメンター佐藤文昭と村上むねつぐ この4人が一緒にお酒を飲んでいたらしく、野呂田直樹がfacebookで写真をアップしていた。 野呂田直樹に悪評があるのは、誰のせいでしょうか?
詐欺
SKナレッジの凄いところは100%の各膣でローンチを炎上させるところ。やり方が荒いんだよな、返金しない前提で滅茶苦茶な条件を主催者に言わせるから。俺に言わせれば動画でデタラメ言ってる主催者同様、シナリオを描いた奴も詐欺師だよ。
SKナレッジ
SKナレッジがいなかったら情報商材屋から逮捕者なんて出なかった
SKナレッジ
この年代のアフィリエイターやインフォプレナーは大概消えてるから、今でもネットビジネスやってるのが偉いな。
>ローンチ屋
伊勢・村上の二人が人格者というわけではないと思うが、自主規制ラインが限りなく詐欺に近かったのがSKナレッジ。儲かり方の違いはマーケッターとしての実力じゃなくて以下に詐欺に寄せたか、という点。
ローンチ屋
こうやって改めてSKナレッジの仕事を振り返ると、詐欺師呼ばわりされてきた往年のトッププレーヤ-「和佐」「村上」「伊勢」あたりが「まとも」だったとわかるな。あいつらはネットビジネスやってたけど、SKナレッジ以降は完全に詐欺。
SKナレッジ
記事を読んでサイトにアクセスしてみたら確かにサイトが無くなってる。佐藤文昭は今何やってるのかハッキリわからないし小島幹人もブログの更新してなくて儲かってる感じしないな。