マルチ商人2名メキシコに死す

ワンコインは典型的MLM+ポンジスキーム

首謀者が逮捕後もマルチは続いていた

ここがポイント

  • ワンコインは被害総額約3960億円の大型詐欺事件!
  • 殺害されたプロモーターは破綻後に参加した確信犯!
  • 殺害にはメキシコの麻薬カルテルが関与か?

目次

メキシコのシナロア州マサトランで、ポンジスキームとして悪名高いワンコインOneCoin)のプロモーター2名が死亡しているのが発見されました。

遺体で発見されたのはオスカー・ブリト・イバライグナシオ・イバラです。

2人の遺体はスーツケースに詰められ、空き地に捨てられていました。死因は窒息だったそうです。メキシコの捜査当局は殺人として捜査しています。

オスカー・ブリト・イバラは、チリで両親と一緒に家に住んでいるウェイターでした。彼は2017年後半からワンコインのアフィリエイトを始めました。これはワンコインのポンジスキームが崩壊し、MLM(マルチレベルマーケティング=ネズミ講)の紹介報酬しか入らなくなった後の事でした。

そのため、MLMのマルチ商法ピラミッドに投資家を勧誘するためにeコマースプラットフォームであるDealShakerを利用して、チリのワンコイン関連会社と提携し、アルゼンチン、ブラジル、コロンビア全体でワンコインを宣伝していたようです。

2019年末にはワンコインは完全に崩壊して出金は絶望的になっていました。その頃、オスカー・ブリト・イバラはラテンアメリカの自動車マーケティング会社(CLA)を知り、ワンコインで車両を購入した時の割引を提供するプロモーションに関与したと伝えられています。

CLAはアルゼンチンとコロンビアで運営されていて同社のビジネスモデルでは、暗号通貨を自動車の支払いとして受け入れていました。オスカー・ブリト・イバラは、CLA代表のクリスチャンカブレラに会うためにアルゼンチンに旅行したと考えられています。

チリの泉忠司・オスカー・ブリト・イバラ

2014年にブルガリアで設立されたワンコインは、ポンジスキームとMLMを組み合わせた典型的な仮想通貨詐欺でした。ワンコインは高配当をうたいMLMシステムで投資家を集めていました。ワンコインは世界中から投資を集めており、2014年から2016年にかけて、2年間で233億5300万ユーロ(約3960億円)を集めたと言われています。

ワンコインに対する捜査は、米国、欧州、中国、豪州、シンガポールなど世界各国で進められていて、2019年3月、ワンコインの共同創設者コンスタンティン・イグナトフは、マネーロンダリングや詐欺など複数の罪で逮捕されています。

BBCは2019年11月14日、コンスタンティン・イグナトフは数十億ドル規模の詐欺に関与した罪状を認めていると報じました。コンスタンティン・イグナトフには最大90年間の禁固刑が科せられる可能性があり、その他税金関係でさらなる刑事責任を問われる可能性があるという事です。

同月、弁護士のマーク・スコットが、ワンコインを通じた約4億ドル(約433億円)のマネーローンダリング(資金洗浄)に関与したとして有罪判決を受けています。
マーク・スコットはコンスタンティン・イグナトフとその妹のラフ・イグナトフに協力して、複数の偽の会社やオフショア口座、詐欺投資スキームの幅広いネットワークを使って、投資家からだまし取った資金をマネーローンダリングしていたそうです。

マーク・スコットによるとコンスタンティン・イグナトフの妹で共同創設者のラフ・イグナトフは消息を絶っており、彼女は親しい人物が彼女をFBIに引き渡すことなどを恐れていたという事です。

ワンコインのウェブサイトは2019年11月30日に閉鎖されたとみられています。

 

ワンコインは2014年に登場し2016年にかけて2年間が全盛期で、その後は新規加入者が減少してポンジスキームが崩壊しているため、2017年ころには既に世界中で詐欺という評判が広がっていました。

ポンジスキームは日本では出口詐欺とも言われ、高額の配当を騙って出資を募りますが集めた資金を運用せず、後から加わった新会員の出資金を先に入っていた会員に対する配当に使います。

自転車操業ですから新規会員が入り続けないと破綻しますが、会員数が増え続けるといくら新規が入ってきても足りなくなります。既存の会員から解約や出金請求が増えると新規が入っていても破綻します。

ワンコインも例外ではありませんでしたが、世界中のMLMプロモーターが集客を続けたようで、日本でも首謀者逮捕後も勧誘に勤しむTwitterアカウントがあります。

オスカー・ブリト・イバラは日本では泉忠司的に活動してワンコインをプロモートしていました。CLAとのコラボレーションは泉忠司特別プランのようなものですね。

ラテンアメリカ全域でオスカー・ブリト・イバラとイグナシオ・イバラはワンコインとCLAを宣伝し続けましたが約束された車は届かず、アルゼンチンでは約140人の被害者がいるようです。そのうちの何人かは最大で40万ドルもだまし取られたそうです。

米国麻薬取締局の報告では、殺人にはマネーローンダリングに仮想通貨を利用する地元のカルテルが関与している可能性があるという事です。


殺害されたオスカー・ブリト・イバラ(Facebookより)

マネーローンダリングに仮想通貨を利用するメキシコのカルテルが、仮想通貨を返さないプロモーターにブチ切れてトランクに詰め込んで窒息死させてしまったワンコイン事件。

そう言えば日本にもカルテルじゃなくてヤクザを騙しちゃってマレーシアまで追い込みかけられたうえ1000万円脅し取られたあげく詐欺師のくせに警察に泣きついたヘタレがいましたね。

佐々木啓太が日本に帰れない理由が笑えない。ついにヤクザに恐喝される!【ミリオネア養成ファミリー・月収1億円プロジェクト】

麻薬カルテルなら殺されてたのでヤクザに脅された位で済んで良かったですね!

キング・オブ・コインの泉忠司もワールドワイドに活躍しているのでカルテルには気を付けてもらいたいですね。

「自分は紹介しているだけ、悪いのは首謀者」
「自分も騙された被害者」

ポンジスキームのアフィリエイター・プロモーターがよく使う言い訳ですが、カルテル相手にそんな言い訳通用しないでしょう。

メキシコのカルテルの怖さは「ランボー・ラスト・ブラッド」見るとよくわかる…と言いたいところですが、この映画カルテルよりランボーの方が怖くて、シルベスター・スタローンがランボーというより13日の金曜日のジェイソン見たくなってたから参考にならないかもしれません。

MLM系のポンジスキームを紹介しているアフィリエイター・プロモーター・インフルエンサーといったネズミのみなさん、

「自分は紹介しただけ」
「自分も騙された被害者」

こういう言い訳が通らない人はたくさんいます。いつ自分が刺されてもおかしくないという自覚を持ちましょう。

こういう人たちがにこやかに刺してきます。

 

口コミ評価分布

3.67 3件
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悪い
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ユーザーの口コミ(3)

匿名
匿名

>>シリーズ過去作の名場面集に「怒りのアフガン」が含まれていない


まさかランボーがアフガニスタンで共にソ連軍と戦った連中が、後にアルカーイダになってアメリカ本土を攻撃するとは夢に思わなかったからな。

名無しの鉄人
名無しの鉄人

ランボー・ラストブラッド


ランボー・ラストブラッドは脚本が雑過ぎて見られたものではなかった。もともとランボーは原作通り1作目(原題ファーストブラッド)で死んでいればよかったのに、続編を作るために生かされてしまったために苦悩が何十年も続く不幸な主人公だった。エンドロールで流れるでシリーズ過去作の名場面集に「怒りのアフガン」が含まれていない所も逆に痛々しい。

ポンちゃん
ポンちゃん

メキシコのカルテル


ワンコインのオスカー・ブリト・イバラとイグナシオ・イバラを殺害したのがメキシコのカルテルというのは疑問。メキシコ=カルテルというのは安易では?もし本当にカルテルの仕業ならスーツケースに押し込んで窒息させるなんて優しい方法を使うだろうか?5体ぶつ切りになっていない時点でカルテルじゃないだろう。

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