悪い

ビットコイン3度目の半減期とクレイグライトとマウントゴックス


1 1件
| ビットコイン3度目の半減期とクレイグライトとマウントゴックス| |

半減期でBTC暴落?

ここがポイント

  • 半減期でBTCは上がった?下がった?
  • ビットコイン反転の原因は雨季?
  • クレイグライトはMtGOX事件の犯人?

目次

数千種類あると言われる仮想通貨の基軸通貨ともいうべきビットコイン。

ビットコインは、「希少性」を高めながらインフレ発生を抑制し価格の安定を図るため、マイニング報酬を半分に減らす半減期が設定されています。

半減期はビットコインのブロック数が210,000に到達する毎にマイニング報酬が半分になる仕組みなので、半減期といいながらも時間的な周期ではありません。しかし、ブロック生成に必要な時間が決まっている為概ね4年に1回半減期が来る計算になり、今回も予想通りの時期に半減期を迎えました。

前述の通り半減期には「希少性を高める」のと「インフレ抑制」の2面性があるため、価格が上昇するという予測をするトレーダーと下落すると予測するトレーダーがいました。

価格上昇派の意見は「1回目はビットコインの半減期の認知度がまだ低かったので投資家の動きが鈍かったが、2回目は投資家が反応して価格が上昇したので3回目も…」「マイニング報酬の半減はマイナーに重大な影響があり、価格の高騰がなければ市場が維持できない」といった見方が大勢を占めていました。

一方下落派の意見は「マイニング報酬の半減は手数料の増加に繋がるのでビットコインの価値は下がって当然」「マイニング報酬が半減する=ビットコインの価格が上がるではない」といった見方が大勢を占めていました。

4月末から上昇トレンドにあったBTC価格は、5/10約80万円だったのが5/11から下落に転じてしまいました。5/17の約53万円を底に上昇に転じ、6月に入ってからは100万円を超える日が多くなっています。

「半減期を迎えて価格が上がる」というのもいつの価格を基準にして上がっているのか人によって違うため、「予想が当たった」とドヤってる投資家が多いと思われますが、

「半減期で採算が取れないマイナーの撤退などがありハッシュレートが一時的に現象するため手数料が上昇しビットコインの価格が下落するが、この現象は一時的な物だろう」

くらいのアバウトな予想は誰でも言えるので、安易に信じないようにしましょう。

 

半減期は重大なイベントですが、収益が出るならマイナーはBTCのマイニングをやめません。実際のところマイニングはどのくらい儲かるのでしょうか?

マイニングの収益性を決めるのはマイニングマシーンの性能と電気代です。

計算速度の遅い旧式なマイニングマシーンを利用するマイナーの多くがBTCのマイニングから撤退するか、採算の取れる他の仮想通貨のマイニングに転換しています。

"The Block"によると、ビットコイン半減期後、最も収益性の高いマイニングマシーンは"Whatsminer M30S++(MicroBT製)"で、1台あたりの出力値は112TH/sで、8.53ドル(約912円)/日になるという。

それに続くのが"Antminer S19 Pro(Bitmain製)"で、1台あたりの出力値は110 TH/sの出力で、8.49ドル(約908円)/日の利益を生み出します。

まだ利用されている旧型マシンでは、Antminer S9(Bitmain・2017年11月製)は、同条件下ではわずか0.52ドル(56円)/日の利益しか生み出しません。

(マイニング系のHYIPに投資している人はこの数字をよく覚えておきましょう。クラウドマイニングではなく直接マイニングマシーンでマイニングしている大手マイナーが最新鋭のマシーンを使っても1台当たり1日8.5ドル位しか稼げません。マイニングマシーンが1台2000~2500USDだとして日利は0.3%~0.4%、月利で10~12%にすぎません。これは粗利益でマイナーのマシーン以外の設備投資と人件費を差し引くと、クラウドマイニングの業者に出せる利益は当然ずっと低くなります。HYIPの場合、そこから業者の取り分があっての投資家の利益となるため、多くのマイニング系のHYIPのマイニング報酬や紹介報酬がいかに非現実的なものか分かると思います。旧型のマイニングマシーンを安く調達していると説明しているHYIP案件もありましたね…)

旧型マイニングマシーンを使用していた業者の多くが撤退したと思われますが、一時は30%減少したビットコインのハッシュレートは回復しています。5/25ごろから雨季を迎えた中国では水力発電で安価な電力が得られるのでマイニング業者の収益性が向上する事も原因の一つです。

5/20には、ビットコインは半減期後初の採掘難易度を調整し、前回比で-6%と易化(難易度が低下)しました。

難易度調整とは過去2016ブロックで実現したブロック生成時間を基準として、算出されるハッシュレートの推定値から次回2016ブロックの生成時間10分になるように調整する仕組みです。平均で2週間に1回難易度が変更されますが、難易度の易化がマイナーの収益性を向上させることは言うまでもありません。

半減期の目的はビットコインの価格の安定化である事を考えると、正しく機能しているようにも見受けられます。

クレイグライトはかつてビジネスパートナーであった故デイブクレイマンの遺族からデイブクレイマンの所有していたビットコインを不当に入手したとして、110万BTC(約1兆1000億円)の返還を求められ2018年から裁判で争っています。

この裁判の争点は2009年から2011年の間に共同で行ったビットコインのマイニング報酬の所有権で、裁判所は2019年8月にはクレイグライトに対してマイニング報酬の50%を支払うように命じていました。

自称サトシナカモト・クライグライト

しかし、別の裁判官が現時点では確認されている事実にまだ不明確な点があるとみなし、クレイグライトが紛失したと主張していた110万BTCの秘密鍵を2月3日までに入手するように判断し直していました。

この裁判の争点はクレイグライトが本当にサトシナカモトなのかではありませんが、クレイグライトが「自分はビットコインの生みの親だから巨額のビットコインを持っているのは当たり前で、デイブクレイマンとマイニングしたビットコインを独り占めした訳じゃないと主張して退けられ話題になっていました。

本当にサトシナカモトなら、2019年から一度も送金された事のないビットコインを持ってるはずなので、それを見せてくれれば納得できるのですが、そういう確たる証拠は一切示さないクレイグライトに「本当はサトシナカモトではない」と思っている人は多いです。

しかも、クレイグライトはビットコインの返却を求められて裁判になると、所有するビットコインの秘密鍵を紛失してしまったと主張。遺族への返却を拒んでいました。

故デイブクレイマン

裁判所から秘密鍵の提出を求められ、提出しないと刑務所行もあり得る状態に追い詰められたクレイグライトは、6月12日に弁護士を通じて「BTCの保有権について」という文書を発表しました。

その文書には、チューリップ信託(クレイグライトとデイブクレイマンがマイニングしたとされる110万ビットコインが入っているとされている信託)が保有する「1Feex」と「12ib7」というアドレスにそれぞれ7万9957.20350967BTCと3万1000.06906135BTCが入っていることが書かれていました。

しかし、仮想通貨モネロの代表の1人として知られるリカルド・スパジニが「1Feex」にマウントゴックスからハッキングされたビットコインが含まれていることを指摘しました。

リカルド・スパジニのツイート

マウントゴックスと言えば、2014年にハッキング被害により少なくとも74.4万BTCが盗まれています(2014年2月破産申請)。

マウントゴックスからハッキングされたビットコインの送金先とチューリップ信託が保有する「1Feex」が同一だとすると、クレイグライトがマウントゴックスをハッキングして盗んだBTCを送金したことになってしまいます。(デイブクレイマンは2013年4月26日没)

つまりクライグライトは

1.ビットコインの生みの親サトシナカモトなので巨額のビットコインを持っている
2.デイブクレイマンとマイニングしたビットコインを独り占めして巨額のビットコインを持っている。

に加えて

3.マウントゴックスからハッキングしたので巨額のビットコインを持っている。

という新たな可能性が出てきてしまいました。

いずれにせよ、この愚行でクレイグライトは刑務所行の可能性が高まったと言えるでしょう。裁判の行方が注目されます。

 

【関連記事】
XRP(リップル)CoinbasePROに上場!クレイグライト謝罪!?
 

口コミ評価分布

1.00 1件
非常に良い
0%
良い
0%
普通
0%
悪い
0%
非常に悪い
100%
他のユーザーにも意見を伝えましょう

ユーザーの口コミ(1)

匿名
匿名

自称サトシナカモト


クレイグライトは刑務所に入った方が良い

トップへ戻る